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友人から「男女は平等か?」と聞かれたこと

考え方やとらえ方、知らない世界があること

どうも20代サラリーマンのたんどーるです。

この記事は、私自身の考え方が大きく変わった時の出来事を伝えるべく執筆しました。

今の自分の考え方を形作る大きな分水嶺となったといっても過言ではありません。

 

 

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今日の人生が豊かになりそうな豆知識:コーヒー豆の種類には大きく三種類あり、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種があります。アラビカ種の中の具体的銘柄には「コロンビア」などの有名なものが多く、ロブスタ種は、インスタントコーヒーなどに使用されます。リベリカ種はマイナーな希少流通豆といったところでしょうか。

(※上記の画像は「いらすとや」様からhttps://www.irasutoya.com/2016/05/blog-post_350.html

友人であるS君と会った時の質問

1年に1度くらいのペースであっている友人のS君と一昨年くらいに深夜のスターバックスで談笑してた時に「男女って平等だと思うか?」と聞かれたことがあります。

私は、その時「現代はかなり男女平等の社会になっていると思うよ。」とさっと答えたんです。

友人S君は、「果たしてそうかな、この本を読んでみるといい。」といって一冊の本を紹介してくれました。

 

それが、『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。(著:小林たまか)』という本でした。(http://tababooks.com/books/hotondonaikoto

 

本を読んで気づいたこと

この本の内容は、簡単に言うと、ジェンダー、年齢差別、性犯罪などの問題についてです。一度は皆が聞いたことのあるような話題やそんなことは知らなかったと感じるようなものまで多岐にわたっています(もしかしたら、私の知識がなさ過ぎて、皆さんからしたらすべて当たり前の話題しかないかもしれませんが…)。

 

私はこの本を読んで、自分は「男」としての面からしか物事を見ていなかったのかもしれないということに気づかされました。

ジェンダーに関する話は当たり前ですが、「男」「女」「lgbt」などの様々な立場から物事を取り扱います(※年齢や世代、社会的地位、環境などの変数を加えるとより様々な視座が必要になりえると考えられます。)。

ジェンダーに関する話題について、私は、「男」としての視座を持ったうえで、そのあとに「女」「lgbt」などの眼鏡をかけて考えていたということに今まで気づいていなかったのです。 

 

この本に書いてある著者の考えは、かなりの部分で自分にとって未知のものであったのです。なぜなら、この著者は女性であり、「女」としての視座を持ったうえで、ジェンダーの問題を扱っており、加えて、自分が「女」としての視座を基礎にして物事を考えているということを意識した上で話をしていたからです。

 

本を読んで考えたこと

この未知との遭遇は、正直いって今までの固まった自分の考え方を「ぶっ壊す」という結果を生んだと思います。

 

そして友人S君の問の本質は、おそらく「今は、男女平等か?」にはなかったのでしょう。

 

私は、『自分の今の考え方を「正道である、ほかの考えよりも勝っている」と思っていた。』もしくは『自分の考え方は、「絶対的に正しい」とは思っていなかったけども、心の何処かではそのように考えていた』のかもしれないと思い返しました。

 

この未知との遭遇は、『自分の考え方のみではなく、ほかの人の考え方を知る重要性や、実際に相手の立場に立って考える必要性があること』『そしてなにより自分が相手の立場に立って考えてもなお、その相手のことを真に理解しているかどうかは分からない』という事実に気づかせてくれました。

 

この事実は、自分の今の考え方の基礎にあるといっても過言ではありません。

この経験を記事にしたことで誰かに何か少しでも伝われば幸いです。

 

それでは、人生が豊かになることを祈って